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SDGs活用のメリットと活用ステップ

先の記事でSDGs活用の4つのポイントをお伝えしましたが、今回は活用のステップについてお伝えします。


 まず、改めてSDGs活用のメリットを整理します。

①SDGsを基軸とすることで、経営理念を社会的使命に沿って、明確に実現できる

②自社の事業とSDGsの17の目標を結びつけることで「こんな風に社会貢献がしたい」という会社の思いを社内外にわかりやすく伝えられる。

③信頼性の向上と企業ブランディングができる。

④企業理念を社内に浸透させることで、社員がそれぞれ自律的に判断できる強い組織を作れる。

⑤社会貢献性の高いビジネスをPRすることで優秀な人材の獲得につながる。


次にその活用ステップを見ていきましょう

①経営理念の振り返り

 自社の経営理念を再チェック

②ビジョンの再構築

 「自社でこれまで取り組んできた事業」 「これから取り組んでいきたい事業」の二つに

 分けて事業を振り返り、SDGsの17の目標と169のターゲットに該当する取り組み

 をチェック

③戦略の設定・整理

 二つに分けた取り組みから、「自社の強み」と「自社の課題」を洗い出す。

 その強みと課題をもとに、SDGsの17の目標と169のターゲットに照らし、

 これから自分たちでできるアクションを具体的に考える。

④戦術の決定・実行

 計画をたて、実行し、評価し、改善して次の計画を立てるという過程を繰り返していく

 ことで、取り組みの価値が増してきます。


 自社がすでに取り組んでいること、当たり前にやってきたことがあらためて振り返ってみると、SDGsのゴールにみあった取組みだったということに、気づく企業も多いです。 

そのことをアピールできます。

 大がかりな新しいことをしなければならないと思うのではなく、すでに自社で取り組んでいることをSDGsのゴールの観点から見直し、これから取り組みたいことも、やり方の工夫でSDGsのゴールに見合ったものにできるかもしれません。

そのように考えることでSDGsに取組みやすくなります。



次回は戦略と戦術について、少し掘り下げて考えていきます。

 
 
 

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